腸活ってなにしたらいいですか?
こんにちは!フィットネスクラブエイムです。
今年はやたらと蚊が多い気がしています…年々跡も残るようになってきて、老いを感じます。
昨年の暖冬の影響で、カメムシも成虫が越冬でき、今年はカメムシも多いと聞きます。
今年も猛暑・酷暑で暑くなる予報ですし、皆さん体調管理には気をつけましょう。
さて、今回は「腸活」です!
一度は耳にしたことがあるのでは。そもそも、なぜそんなに腸が注目されているのか?をご説明します!
腸(消化器)のしくみ
そもそも、腸は消化器官の一種です。
・食道 … 食べ物が通る道
・胃 … 食べたものを消化しやすくする
・小腸 … 食べたものの栄養を吸収・消化
・大腸 … 水分の吸収、排泄物をつくる
・肛門 … 排泄する
の順で食物の動きがありますが、
食べたものの消化吸収は胃ではなく小腸です。
胃は胃酸などで食べたものを溶かし、消化しやすくする器官。
小腸では胃で溶かされた食べ物が運ばれてきます。
そこで初めて、各栄養素が吸収・消化され、様々な人体の栄養に変わるのです。
しかし、この消化吸収をしたい小腸が汚れている、弱っていると、
その消化吸収能力もダウン。
例えるなら、お部屋をキレイにしたいのに使用するモップや雑巾がずっと汚れていて、
部屋の汚れをとるどころか、逆に汚しているような感覚です。
消化吸収がうまくいかない腸内は、まさしくゴミ収集車に生ごみがたまっている状態!
そうすると、うまく排泄もできないため極端な便秘のあとには、お腹を下す。。。ということにも。
体内の老廃物の70%は便(うんち)で排せつされますので、
小腸→大腸へのスムーズな運行(うんこだけに!)も重要です。
腸は唯一さわれる臓器
消化器官はさきほど上げた臓器がメインですが、
その中で唯一さわれるのは「腸」です。
みぞおち辺りにある胃は少々触りにくく、また触ると逆流してしまうのですが、
腸は比較的マッサージなどの刺激を与えることで活発に動くことができます。
また、腹部は腰椎以外に大きな骨や動きを制限する関節がないため、
お腹の上から直接触れて確認することができる臓器でもあります。
カンタン腸チェック!
【小腸編】
1.仰向けになる
2.自然呼吸でリラックスする
3.おへその周りを指で少し押し込んでみる
※おへそを中心に手の平一枚分くらいの大きさが小腸にあたります
4.指の第二関節まで痛みも力もなく沈むのがやわらかく良い状態
5.はじかれる感覚、指が爪程度までしか沈まない場合、固く良くない状態
【大腸編】
1.仰向けになる
2.自然呼吸でリラックスする
3.肋骨の下部、腰骨の上部にあたる大腸の四つ角を確認
※特に左腰骨上が排泄最後の角にあたる
4.小腸と同じく、指がどこまで沈むかを確認
5.良い状態であれば指の第二関節まで沈む
いろんな食物繊維を摂ることが重要!
腸にいい栄養素と言えば「食物繊維」です。
食物繊維が含まれる食材は様々ですが、「これだけ食べればいい」はありません。
食物繊維は大きく、水溶性と不溶性の2種類に分けられます。
海藻や野菜、穀物(炭水化物)にも食物繊維は入っており、様々な種類の食物繊維をとることで、
腸内の善玉菌も様々な種類が混在することになります。この状態がベストです。
なので、「食物繊維といえばコレ!」と一種類だけを黙々食べるよりは、
バランスのよい食事で様々なものから食物繊維以外の栄養もとれる状態がよい、ということです!
どうしても簡易に「これだけでOK」に引っ張られてしまいがちですが、
もっと広くフラットに物事をとらえ、多様性のある腸内環境をつくっていきましょう!
めざせ!腸内のダイバーシティ!!!