熱中症は「自分で予防できる」病気です!
こんにちは!フィットネスクラブエイムです。
7月の梅雨明け前からムシムシじめじめ…
関東では熱中症での救急搬送が連日報道されていますね。
たまにお昼のワイドショーなどをみても、どの番組でも熱中症対策を取り上げています。
1.基本中の基本、水分補給!
まずは何と言っても「水分補給」です。
人体の70%が水分(この水分とは、血液などの分泌物を含みます)です。
体内の水分が
・2%減で運動機能の低下
・3%減で強烈なのどの渇き、食欲不振
・4%減で疲労感、めまい、頭痛などの脱水症状
・10%以上減で死に至る
特に夏場は外気温による発汗もあり、想定よりも多くの汗をかいています。
トイレに行きたくない、などと言わず、積極的に水分補給を行ってください!
参考:どんな飲み物がいいかは、こちらをご確認ください!
2.意外と見落としがち、睡眠不足
次は自分の体調管理で超重要になる「睡眠」です。
夜間の気温が25度を超えると、いわゆる熱帯夜になります。
就寝中は比較的体温が下がるのですが、熱帯夜で特に湿度の高い日本の夜は、
就寝中の発汗があっても空気中に乾燥することもなく、汗が皮膚表面に滞ることになります。
これが「寝苦しい」「暑い」と、就寝中に起きてしまったり、就寝中のストレスになり体が休まりません。
電気代も気にある季節ですが、
「冷房をつけずに過ごし、熱中症になり緊急搬送され入院することを考えれば、冷房を入れた方が安くつく」
と思えば、過剰なエネルギー消費は不要ですが、うまく活用することは健康にもつながります。
3.適度な発汗
「じゃあ汗をかかずに、じっと過ごせばいいのでは?」と思ったそこのアナタ。
身体機能として、発汗することができないと、熱を放出する術がないことになります。
そうすると、少し動いただけでも身体エネルギーは消費されるので熱は発生します。
が、汗腺(汗を分泌する体の中にある)が汗を出すことをしっかり覚えて機能していないと、
その放出先がなくなり、ずっと体内に熱をこもらせたままになってしまいます。
これが「動かない人ほど熱中症になりやすい」と言われる一つの原因です。
異常な大量の汗をかく必要はありませんが、夏でも湯舟に浸かる、軽度の運動で汗をかく習慣を身に着けておきましょう。
今までのコロナや風邪など「ウイルス」は、自分がどれだけ予防していても感染する可能性がありますが、
熱中症は比較的「自分でコントロールし、予防ができる」ものです。
特別なことはしなくても、日ごろから健康意識をもって過ごしていれば、
ちょっと気を付けるだけで発症せずに(または軽度に)すみます。
3年ぶりの夏休みです!全力で楽しめるように、無理なく過ごしていきましょう。