自分に適した寝具で熟睡できますか?
こんにちは、フィットネスクラブエイムです!
秋の夜長、夜の涼しさから寝つきのよい季節になりましたね。
朝方がひんやりしており、お布団から出るのが少しずつ億劫にもなってきました…
薄いお布団から、毛布やもう一枚追加!という方もいらっしゃるのでは。
掛け布団の温かさや手触り、デザインなどは好みでOKですが、重要なのは敷布団(マットレス)です。
マットレス選びで熟睡度が大きく変わる!
「熟睡」とは、ぐっすり眠っていること。
朝起きるまで1回も目を覚まさないような状況であれば、熟睡と言えます。
夜中にふと目が覚めてしまったり、暑いまたは寒いと起きることがないように、
寝室の環境は自ら整えることが必要です。
・温度、湿度
・照明(ライトやカーテンなど)
・アロマ、音など
は比較的ご自身で整えやすいのですが、マットレスはなかなか簡単に変えられない…
だからこそ、自分に合ったものをしっかり準備することが大切なのです!
寝姿勢とはなんぞや?
寝姿勢はその名のとおり、「寝ているときの姿勢」です。
姿勢は「背骨」と「骨盤」のアライメントで評価されませすので、
以前このブログでもお伝えした通り、背骨がゆるく湾曲し、骨盤の傾きがない状態がベストです。
―6月ブログ 背骨を意識していますか?—
人間は二足歩行で頭から重力を受けて生活しています。
そのため、背骨の間が重力によって上から圧力がかかりやすく、背骨と背骨の間が詰まりやすくなります。
これをリセットするのが睡眠です。頭から受けていた重力を体の表面で受けることで、
背骨と背骨の間を自然な状態に戻していくことができます。
そのため、眠っているときにも背骨の自然なカーブや骨盤の位置は重要になってきます。
低反発マットレスと高反発マットレス、どっちがいいの?
低反発マットレスは、寝転んだ瞬間に沈み込むような、包み込まれるような感触のマットレス。
ふわっとした感じが心地よく感じるかもしれませんが、熟睡できるか?と言われれば答えはNOです。
沈み込むということは、その分柔らかいということ。
眠っているときは体の筋肉を意識的にキープして姿勢を保つことができませんので、
寝つきはよくても数時間もすれば背骨のカーブが乱れ、腰や首などに違和感が出てきやすい。
朝まで起きなかった!といっても、朝起きると「いたたたた…」と腰を抑えたり、体が重たく感じたり。
起床時間内のリラックスタイムにはオススメしますが、就寝時のマットレスにはオススメしません。
一方、高反発マットレス。
低反発マットレスと比較し、ベッドに入ったときの沈み込むような心地よさは感じられませんが、
背骨の湾曲をキープするには非常に適しています。
また、重要なのが「寝返り」です。日本人の平均睡眠時間は6時間ほどと言われています。
6時間もの間、おなじ姿勢をキープすることは背骨にも筋肉にも皮膚にもよくありませんので、
人は睡眠中に自然と寝返りをうって、体のバランスをとっています。
高反発マットレスでは、この寝返りがうちやすいことも熟睡度を上げるポイントです。
低反発マットレスでは、体が沈み込んでしまうために寝返りが打ちにくくなってしまいます。
身長、体重、筋肉量、普段の姿勢のクセなど、様々な角度から
人の個体差によって、マットレスの硬さのベストは違ってきます。
最近はネット通販でもマットレスが購入できるようになっていますが、
できれば実際に自分で触れて、寝て、プロの話もしっかり聞いて購入することを推奨します。
平均6時間睡眠としても年間2190時間も使用する寝具。
特にマットレスは一度購入すれば数年は利用しますので、ちゃんとしたものを準備しましょう!
(もちろん、お財布とも相談した上で、しっかり自己投資して損のないものの一つです!)
ぐっすり眠り、毎日の健康をゲットしましょう!
健康のために、適度な運動+バランスのとれた食事はもちろん大切。
さらにそこに「睡眠」という休養があることで、健やかな心身が手に入ります。
実は睡眠は非常に奥深く、こだわりだすとキリがないことも事実です…
だからこそ、超基本になるマットレスをこだわることで、後の細かな部分をカバーすることができます!
どれだけ清潔で、程よい照明で、よい香りに包まれた空間で眠るといっても、
平均6時間を預けるマットレスが体に合っていなければ、熟睡は遠のいてしまいます。
寝苦しい夏が過ぎ、これからはひんやりと涼しい、寝つきもよくなる季節。
ぜひご自身の寝具を秋~冬仕様に切り替えるタイミングで、マットレスの見直しも行ってみてくださいね!
Enjoy! Fitness Life!!