おしえて!フィットネス「熱中症対策!飲み物に注意してください!!!」
こんにちは、フィットネスクラブエイムです。
まさかの6月梅雨明けで、体調管理が難しい年になりましたね…。
熱中症リスクがぐんと上がってきていますので、皆さま体調第一に。
熱中症対策と言えば、こまめな水分補給が対策の一つですが、この飲み物の種類が超大切です。
熱中症とは、気温と湿度が上昇したとき、自分の体温がコントロールできなくなり、体内に熱がこもってしまい、体内の水分量と塩分バランスが乱れるときに発症する病気です。
本来、人は暑くなると汗をかき、それが乾くことで気化熱をで体温を下げることができるのですが、日本の夏は湿度が以上に高く、汗が乾かない状態になってきています。
熱中症には軽度~重度がありますが、軽度といっても吐き気や倦怠感、頭痛の他に、初期段階で急に眠たくなる、なども熱中症になりかけのサインになります。
※この場合、眠たいからとすぐ寝てしまうと症状が悪化する場合もありますので、仮眠をとる場合でもコップ一杯の水は飲み、衣服をゆるめて室温をエアコンなどで快適にしておくことが必要です。
熱中症対策として、「こまめに水分補給をしていきましょう」ということで、常にドリンクを携帯していつでも水分補給できる状態になっている方も多いと思います。サスティナブルに水が補給できるスポットなども増え、コンビニや自販機の活用でいつでも冷えたドリンクを確保できる環境にもなっていますね!
のどが渇いた、の前に常に一口ずつ水分補給をすることで、熱中症対策になっていきます。
重要なのは「何を飲むのか」ということ。よく「お茶でもいいよね?」とか「コーヒー飲んでるから大丈夫」とか、
「帰ったらビールが美味しくて、たくさん飲んでるから水分不足にはなってないよ!」という方がいますが、それ全部NGです。
まずお茶やコーヒー。
含まれている成分に「カフェイン」があります。このカフェイン、眠気覚ましや運動能力の向上などの研究結果もでてきていますが、特に効果としてあるのが利尿効果です。
この利尿効果、むくみの予防・解消にも期待がもてますが、一方では摂取した水分量以上に、体外に水分が出て行ってしまうリスクがあります。最近のコンビニでは、氷入りのアイスコーヒーなども100円~手に入るので、暑い日のお供には欠かせない!というビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
しかし、暑い社内や屋外でアイスコーヒーやカフェインの入っているお茶ばかり飲んでいると、利用効果によって体水分がどんどん減っていくことをお忘れなく!!
※ノンカフェインのお茶などはこれらと対象外になります。
お酒も同じ理由です。お酒に入っているアルコール、これが利尿効果を増加させます。
よく飲み会などで「ビールならどれだけでも飲める」と言って、ガブガブ飲む方がいらっしゃいますが、
そういう方って、結構トイレに行く頻度も多くないでしょうか?これが利尿作用が働いている結果です。
特にお酒を飲むならお仕事帰りなどの夜に飲むことが多く、多くの方はその後就寝に向かうと思います。
アルコールを摂取し、水を摂らずに就寝した場合。室温が適温になって快適に寝ているようでも、体内ではアルコール分解のために肝臓などの臓器が一斉に動き続け、エネルギー消費も発生しながら、利尿効果で夜中にトイレに行ったりで体水分が不足し、脱水症状になることもあります。
お酒を飲むなら、適量であることと、とくにこの暑い夏には同量以上のお水を摂取することが大切です。
コーヒーやお茶、お酒は、一種の嗜好品として楽しむようにしていきましょう!
さらに言わずもがな、水分だけでなく塩分も摂取することが大切です。
経口補水液やスポーツドリンク、または塩飴やお漬物、梅干しなど、塩分のあるものをちょこちょこつまむこともお勧めです。
塩分も一気に大量に摂取することは体に大きな負担がかかるので、こちらもこまめに摂る事が重要になりますね。
今年の夏は異常な暑さ。体が夏の準備を始める前に、梅雨が明け夏が来てしまいました。さらには連日の猛暑!!
熱中症リスクは例年以上に高まっています。
水分補給で常時体内に必要な水分量を確保することと、しっかり体を鍛えて筋肉量を高めることは、熱中症対策になります。
筋肉には体水分を貯めるタンクのような役割もあるため、同年代、同性、同体重の方でも筋肉量が多い方が熱中症にかかるリスクは低くなっていきます。やはり、体を鍛えていくのは季節関係なく大切なことなのです。
ついつい手を伸ばしたくなる嗜好品たちですが、ご自分の人生を楽しむ一つとして、生活にうまく取り入れてくださいね。
熱中症対策では「水分、塩分」と「筋肉量の増加」がキーになることをお忘れなく!
Enjoy! FItness Life!!