現代病のひとつ、ストレートネックとは
こんにちは、フィットネスクラブエイムです。
今月は背骨特集!前回は快適な睡眠は良い姿勢のためにも大切ですよ、ということをお伝えしました。
今回は現代病のひとつにもなっている!?「ストレートネック」についてお話しましょう。
ストレートネックという言葉を聞いたことはありますか?
ここ数年ででてきたのですが、これは頸椎(首)のカーブがなくなり、まっすぐ前傾になっている状態です。
分かりやすくこちらのイラストをご覧ください。
こちらのイラストにあるように、本来ゆるやかにカーブを描くべき頸椎がまっすぐになってしまいます。
こうなると自然と目線は下がり、首や肩甲骨周りに大きな負担が!
頸椎のカーブがなくなる
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ストレートネックになって目線が下がる
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頭蓋骨(頭部)が前傾になる
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首の後ろ側、肩回りがひっぱられる状態になる
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筋肉が常に張っているため、首コリや肩こりになる
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肩回りが動きにくくなるため、より前傾になる
といったように、非常によくないループに入ってしまいます。
ここ近年でストレートネックが進んだ一つの原因に、スマートフォンの普及があります。
どうしても目線を下げやすい形になりますので、現代人、とくに若年層は生まれながらにこの姿勢が当たり前になっている状況です。
一番骨格形成として重要になる幼少期の運動量が低下していることも一つの要因です。
骨格形成を促す成長ホルモンは、体を動かすことでも分泌されます。
幼少期にしっかり体を動かすことが癖づいていれば、骨格そのものが正しい位置を覚えることになるので、それに伴って筋肉も可動域が広いままつきやすくなります。
話を少し戻しまましょう!
それでは現代人はどうしていくといいのか?
まずは「正しい姿勢」を理解することと、「自分の今の姿勢」を知る事です。
以外とここをすっ飛ばして、「良い姿勢のためのエクササイズ」などをやりがちですが、自分にとって何が必要で、何が不要なのか?をきちんと理解する。
それに合わせて運動メニューを決めていく、というのが正しいルートです。
ちなみに、ストレートネックの場合には頸椎だけでなく、その基盤になる骨盤~腰椎あたりから修正する必要があり、さらにその骨盤まわりの修正のためには足の裏の健康が切っても切れません。
正しい姿勢は運動効果を上げ、効率的に筋肉をつけることができます。
何事も「基礎から」です!柱になる骨格を、今一度意識していきましょう!
Enjoy! Fitness Life!!