痩せたいなら糖質制限は絶対必要!?
こんにちは!フィットネスクラブエイムです!
タンパク質、脂質と続き、今回は三大栄養素である「糖質」について。
皆さんも一度は糖質制限として、お米や麺類、小麦類を抜く!ということをやってみたことがあるのでは…?
いまやダイエットでは当然になりつつある「糖質制限」ですが、本当に効果があるのでしょうか?
―――そもそも糖質とは?
三大栄養素の一つで、消化吸収されるとブドウ糖になり、エネルギーとして即効性の高い栄養素です。
―――過剰に摂取すると?
脂肪に合成されて、脂肪組織に運ばれたのち体脂肪として蓄積されます。
―――不足すると?
人体を構成するタンパク質や体脂肪が分解されて、エネルギー源として充填されてしまいます。
「おやおや?ここまで聞いていると、不足した方が体内の体脂肪を燃やしてくれるのでは?」
そうなんです。そこはおっしゃる通り!
糖質を摂りすぎる(過剰)になると体脂肪になりますし、制限してエネルギーがなければ、他から借りるしかない。
人のカラダは本当に不思議なつくりをしていて、意識してなくても勝手にそうなっているんですね!
ところが。
この「ほかのエネルギーを借りる」という部分が、どの程度になるか?は把握しておく必要があります。
一般的に20分以上の運動で、やっと脂肪が燃焼する…と言われています。
20分間の運動(有酸素運動が望ましい)となれば、1.6キロ~の歩行距離になります。
糖質制限を行う場合には、こういった行動エネルギーを考慮した上で行うことが重要です。
また、糖質不足で体内のタンパク質(アミノ酸)が先にエネルギーに充填されてしまうと、
運動してもしても筋力アップにはつながらない、という結果になることも。
糖質を一切抜く!というのは、よほどの管理体制がないと身体に与える影響が大きい場合がほとんどです。
体の活動量が多いお子さんや青年期の成人、ビジネスパーソンは、
ある程度の糖質を摂取していかないと、身体活動に支障がでる場合も。
「糖質ダイエット」となれば、お米やパン、スイーツなどを摂らないだけでいい!
と手軽に始めやすいのですが、一方で「手軽なエネルギー源がない」ことになります。
タンパク質がエネルギーになるまでには時間がかかる上に、
消化するためにもエネルギーを多く使いますので、
体の中では自転車操業のように「借りては返して」を繰り返す状態に!
―――まとめ
フィットネスクラブエイムとしては、極端な糖質制限はおすすめしません。
前回の脂質でもお伝えしたように、PFCバランス全体をみていくことが重要です。
その中でも、糖質は60%ほどを占めます。身体活動にとって、重要な栄養素なのです!
毎回お伝えしていますが、結局のところバランスです。
過剰、不足にならないように、まずはトライしやすいことからスタートしましょう(^^)
Enjoy! Fitness Life!